【書評】「元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法」
こんにちは。shiwashiwaです。
書評シリーズ第1弾。
WealthNaviの創業者である柴山和久氏が書かれた
「元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法」です。
元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法【電子書籍】[ 柴山和久 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 株・資金運用
- ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア
- 価格: 1,458円
以下、目次です。
【この本がおすすめな人】
・資産運用が初めてという人
・資産運用をしているものの、自信を持てない人
【まとめ】
WealthNaviの創業者である柴山和久氏が書かれた「元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法」
「ロボアドバイザー」で資産運用を自動化し、誰でも使用出来るサービスを作るに至った経緯が書かれている。
この本で伝えたいことは3つ。
②なぜ人間が資産運用に失敗するのか →感情に左右される。直感は当たらない。合理的な判断が出来ない。
③お金と、さらには人生とこれまで以上にしっかり向き合うきっかけ → 私もそうなりつつあるのですが、お金を増やすことが目的でなく、増えたお金を使って何をしたいか考えるきっかけになります。
私はこの本を読んで今後の日本が楽しみだなと思いました。
誰しも、「お金」について、悩みがある人・あった人がほとんどだと思います。
筆者のいう「資産運用のインフラ」が整えば、少なくとも、「お金」で不必要に悩む人が減っていくと感じております。
今後も、「WealthNavi」のような、【初心者】でも【簡単に】取り扱える商品が増えていくことを期待しております。
【この本を読んで実践すること】
・WealthNaviを始める
2018年12月中に始めます。準備が整い次第開始します。
・資産運用で増やしたお金の使い道・目的を決める
今は資産運用の地盤を固める活動中です。ある程度固まってきたら、具体的に自己投資はどうするかとか、何をしたいかとかを具体化していきます。
・基本ほったらかしで出来る資産運用方法を主軸にやっていく(資産運用すること自体を目的にしない)
【参考になった具体例】
・日本人は現金保有率が他の先進国に比べ多い
日本:預貯金51.5%株式債券18.1%保険・年金24.5%
欧州:預貯金24~39.4%株式債券15.8~27.6%保険・年金30.8~55.6%
米国:預貯金52.2%株式債券52.2%保険・年金31.9%
保険や年金制度の充実度が各国違うので、一概に言えないが、預貯金でお金が増えることはまずないことを考えると、株式債券の保有率を上げてく必要性があると思わされるデータ。
・余裕資金がある場合
一括投資がおすすめ。運用期間がそれだけ長く出来るから。
積立投資だと100万余裕資金があるとすると、月一万積立てると、全部投資に回すのに8年かかる。
・30年で3000万貯めるには
定期預金、毎月8万
資産運用(5%)毎月4万
・30年資産運用(5%)する効果
毎月3万 2446万 元本1080万
毎月4万 3261万 元本1440万
毎月5万 4076万 元本1800万
【関連書籍】
「ロボアドバイザー投資一年目の教科書」
松岡賢治 氏著
ロボアドバイザーについて広く浅く知るきっかけになる本。
実際に始まる前に読んでみるのがおススメ。
まだまだ日本の「ロボアドバイザー」歴史は浅く、実績も少ないので、始めやすいのを少額で積立ていくスタイルでも良いと思います。
ロボアドバイザー投資1年目の教科書【電子書籍】[ 松岡 賢治 ]
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