使わなきゃ損!確定拠出年金のメリット・デメリット【随時更新】
こんにちは
shiwashiwaです。
今回は確定拠出年金のメリット・デメリットについてまとめようと思います。
私も実際に活用しております。(会社の退職金の制度として設けられている)
確定拠出年金ってなに?そもそも年金ってどんな仕組みなの?という人にお勧め
それではスタート!
以下、目次です。
【こんな人におすすめ】
・老後の資金が心配
・コツコツとお金を貯めたい
・資産運用を始めてみたい
・とにかくお得な制度を活用したい
結論から言うと、確定拠出年金は使わないと損だと思います。
使わないお金があるのであれば、じゃんじゃん活用して、節税のメリットを最大限享受して、老後に備えましょう。
【確定拠出年金とは】
・名前の通り、年金の一種です。
・2001年からはじまった私的年金制度です。
・20歳以上60歳未満までの人が活用できます(一部除く)
・拠出する金額が決めれます(人によっては決まってます)
・拠出できる金額が決まっています(会社員・・2.3万、自営業者等・・6.8万)
・拠出した金額の運用方法を自分で決めれます(元本保証の貯蓄型。投資信託。)
・受給額は運用結果によります。
・節税の恩恵が受けられます(所得税、住民税、受給時の所得税、等)
・加入者は全体の約10%(確定拠出年金の統計|統計資料|企業年金連合会)(参照)
まとめると、国が国民に老後に備えて、資金をお得に貯めてもらえる様に作った制度。
【メリット】
①節税できる~所得税・住民税~(拠出額の20%で計算)
企業年金のない会社員の場合・・・節税効果約5万5200円/年!(最大拠出年276000円に対して)
自営業者の場合・・・節税効果約16万3200円/年!(最大拠出年816000円に対して)
私の場合・・・節税効果3万2944円/年(会社の掛け金を60歳まで満額でかけ続けた場合。年平均・・・16万4400円拠出した場合))
②節税できる~運用益~(運用益の20.315%で計算)(満額拠出、30年運用、年利3%の場合)
会社員の場合・・・約96万
自営業の場合・・・約285万
私の場合・・・約57万
③給料天引きにすれば、節約出来る。60歳まで基本的に引き落とせない。
⑤元本保証型など、拠出金が減るリスクがなく、節税のメリットのみを受けることも可能
⑥加入年齢は60歳までだが、70歳まで運用は続けられる。(拠出は出来ない)
【デメリット】
①受給額が減る恐れがある(運用結果次第。元本保証型で運用すれば減らない。)
②60歳まで大半の場合引き落とせない(メリットでありデメリット)
③idecoの場合月々手数料がかかる(住信SBIの場合・・・拠出月に167円(年約2004円)(拠出額が極端に低くなければ、問題なし)(最低月835円/ 月拠出すればとんとん)('18/12/8時点)
【おすすめ運用方法】
・リスクを取りたくない人・・・元本保証型商品
→元本保証なので、節税のメリットだけを享受できる。安心ですね。
・リスクをとってもいい人・・・インデックス型の投資信託(具体的な内容は後日)
→確定拠出年金の節税のメリットをフルで活用できる。手数料の低いインデックス型の投資信託がベスト(手数料が0.1%~0.2%程度が目安)先進国株の年利平均は5.5%という統計も。(はじめての確定拠出年金より)。私もインデックス型の投資信託で資産運用しております。(参考にアクティブ型だと1%~が大半。手数料が10倍くらいかかります。運用実績も7割のアクティブ型のものがインデックス型のものに負けていると言われております。)
【どれぐらいもらえるか】
参考に国民年金と、厚生年金(会社員、公務員の年金)の平均額を乗せときます。
国民年金・・・6万5008円(収入によらず、一定)(インフレ等で変動する可能性あり)
厚生年金・・・10万円(収入による。平均額)
つまり、一般的な会社員であれば、単身の場合、月々16万5008円入ってくることになります。(自営業の場合は6万5008円。)
(妻がいて、国民年金に加入していれば、その分プラス)
そこに、確定拠出年金が上乗せされます。
拠出額満額で、30年、3%で運用した場合を載せます。(90歳まで生きたとして)
(※受給時の税金はいったん無視)
会社員の場合・・・月々3万7000円(1334万4337円(総額))
自営業者の場合・・・月々10万9000円(3945万3491円(総額))
私の場合・・・月々2万1800円(794万8482円(総額))
【お得な受給方法】
年金・退職金は受給するときにも所得税等が課税されます。
ただ、課税控除が適用されます。
(計算方法)
加入期間が20年までは年40万
21年からは年70万が非課税対象になります。
30年年金に加入すると
20✖40+10✖70=1500万が非課税対象になります。
また、公的年金は年70万まで非課税になります。
所得税は課税対象が半額になります。
仮に退職金を2000万、確定拠出年金を800万貯めたとします。
すると、課税対象は2000万+800万-1500万=1300万÷2=750万になります。
【受け取り方別税金一覧】(退職金2000万、確定拠出年金800万の場合)(どちらも加入期間30年)
①全部一括で受け取る → 税金額152万
②確定拠出年金を5年後に一括で受け取る → 税金額約117万
③確定拠出年金を5年間、年70万で受け取り、6年目で450万受け取る →税金額75万
なんだか、ややこしいですが。
受け取り方で、課税額が変わるということをまずは知っておきましょう。
受け取り方は、実際に受け取るときに、再確認すればいいかと思います。
30年後、同じ制度ともかぎりませんし。
【Q&A】
・途中で引き出せるのか?
基本的には引き出せないと考えたほうがいいでしょう。
参考になるサイトはこちら
確定拠出年金は解約できるの? 必要な手続きとメリット・デメリット | りそな銀行 確定拠出年金
・死んだらどうなる?
遺族年金が一時金として遺族の方に支払われます。公的年金と同じ仕組みです。
・転職したらどうなる?(会社員基準)
転職先に同じ制度がある場合・・・資金を移動できる
個人型確定拠出年金に加入する場合・・・個人型の確定拠出年金口座に資金移動できる
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
お得な制度であることが伝わりましたでしょうか?
平均寿命ぐらい生きる予定の方、老後の資金が心配な方はやらない手はないかと思います。
確定拠出年金とはどんなものかわかりやすくすると、NISAの年金versionといったところでしょうか。
60歳まで引き落とせませんが、運用益が非課税。拠出額分、所得税も住民税も非課税になります。
会社に制度がある方は、運用額や運用方法の見直しを。会社に制度がなかったり、個人事業主の方はidecoを。
まずは、はじめてみることをおすすめします。
何か追記する内容がありましたら、随時更新して行きますね。